プロジェクトマネージャーの育成の現状

必要とするシステムの開発などにおいて、プロジェクトマネージャーの存在は非常に大きなものとなります。
求められる納期の中で、与えられた予算と人材を駆使して必要とされる品質のものを完成させるための管理を行うことが求められます。

アメリカでは、フリーで働くプロジェクトマネージャーがキャリアを積むケースが増えていますが、日本ではまだそのような人材を育成する環境が整っていないとされています。
その理由として、業務効率を高めるために細分化された組織の中で、それらを総括してまとめる人材教育を行う風習が無いことが挙げられます。
さらにプロジェクトを発注する側にも、それを実現するために何が必要なのかを総合的に判断できる人材がいないことも課題となっています。
適切な指示を出すことができないために、ある程度プロジェクトが進んだ時点で、それが求めるものとは違うことに気付くというケースが多いのです。

日本でのプロジェクト遂行率は30%程度と言われています。
原因は予算を的確に把握できていない、求めるべき仕様書を作ることができないなどが挙げられます。
そしてプロジェクトマネージャーには、依頼主に対してアドバイスをする度量も必要とされることになります。
予算や必要となる機能などを的確に指摘できる能力が必要というわけです。
このような点も踏まえた上で、人材育成することが求められることになりますが、実際にはそのような教育機関などが不足しているのが現状となります。